５００人の新人研修を成功された方のお話です。
人前は緊張するので理由をつけて今までは逃げていたが、今回だけどうしても逃げられなかった様です。
初めてお目にかかって感じたことは、実にもったいないと思いました。
なぜかというと、優しいお声と温かいお人柄だったからです。
きっとこの方が新人さんの方の前でお話をされたら、みんな安心して良き先輩と働けるのだと思われるだろうと。
ところがご自分で能力があるのにも関わらず、練習したり経験がないだけで人前は緊張するから無理。と勝手に思い込んでいた様子でした。
どのような練習したかというと、まずは話す内容の全体像をしっかり頭に入れ、教室では本番さながらに５００人の方が目の前にいるイメージをして話す練習をしました。
もちろん技術的な講義も間に挟みながらです。
こうして教室の緊張感のある場で繰り返えしていくうちに、最初は棒読みでも必ず伝えたい思いがわき上がってきます。
すると「何かできそうな感じがしてきました」と、この感覚がとても大事です。
本番で声・手が震えたそうですが最初だけだったそうです。
途中から前にいる人の顔を見て話せましたとご報告をいただき大変うれしかったです。
更に今回の研修で自信が持てた様で、次は原稿を持たず自分らしく普通の言葉で話せる様になりたいです。とおっしゃって頂いた事が何よりスクールとして本当にありがたいです。