自分ではダメだ!と思っている事が個性であり魅力

日本話し方スクールでは話し方の能力を高めるための原理、1の基本原理でお伝えしています。

教室で失敗した経験を恥ずかしそうに話してくださった男性の方のお話です
「自分は酒癖が悪く、呑み出したらとことん飲まずにはいられない。なので酔っ払って道路で寝てしまったこともある。普段なら言わないことでもしゃべってしまい後で後悔したりすることもあった。こんなことやっていたらダメだと思いお酒は呑まないと決め、両親や親戚と久しぶりの食事会の時でも、どんなに勧められても「絶対に呑んでいません」と話されていました。

しかし話しを聞いていて確かにお酒を呑み過ぎるのはどうかと思いますが、この方は粘り強く、一つの事に取り組み出したらとことんやる方なんだなと感じました。更に久しぶりに会う両親や親戚との集まりの時、楽しいひと時にでも呑まないと決めたら呑まない。決めたことは必ず実行できる強い意志のお持ちの方だと信頼感が持てました。

一度みんなの前で話してみることで、今まで欠点だと思い話していなかったことが意外に人には良い面が伝わっているのかもしれませんね。

人前でも1対1でも自分自身になる1の基本原理を理解した上で思い切って自分を出してみる。新たな自分に気づくことができますよ。